白いノート

this and that

見上げる夜空

在宅勤務の後、久しぶりに夜カフェへ。家でもいいのだけど、お金を払って別の場所で勉強すると、結構はかどる。

カフェに向かう途中、親子が空を見上げていたので私も振り返ってみた。いやぁ、綺麗なお月さんだな、なんて思ってたら少し陰っている。あそこに雲がかかっているんだろうと、数秒だけ見てお店に入ってしまった。

2時間強くらい1杯のコーヒーで過ごした後お店を出てみると、やっぱり人々が空を見上げている。スマホを天に向けて写真を撮っている。みんな上を見ているから、周りの人も振り向いたり、目線をあげたり。伝播していた。東京のこんな場所(スーパーの前)でこうなんだから、もう少し人が多い場所はどんな光景なんだろう?

これは442年ぶりの惑星食だったのか。天王星皆既月食中の月に隠される、「天王星食」とのこと。家に帰って知った。見られてよかった。

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以前読んだ月に関する記事で、登場した人のコメントが素敵だった。

どこかで同じ月を見ている人がいる、竹取物語もそうだが、月は古来、他者を思い、想像する媒介だったと思う。

どこにいても、どんな時代でも、共通して見えるのって、月や太陽だけなのかもね。