白いノート

this and that

サクマ式ドロップスなのかサクマドロップスなのか

缶入りのフルーツキャンディ「サクマ式ドロップス」の製造が終了するというニュースを読んだ。あの、飴が!

さて、私が思い浮かべたのは赤い缶だったか、緑の缶だったか。ニュースをよく読むと、サクマドロップスも別にあり、こちらの話ではないとのこと。よく読む前に私の脳裏に浮かんだのは赤だったのか緑だったのか...。

小学生の夏休み、両親は当時共働きだったので、電車を乗り継いで祖父の家に行って一日中過ごしていた。昔ながらの家。昭和の面影残りまくり、そしてしっかりとした創り。厳格な性格が生活に滲み出ている感じ。

祖父と私が過ごす居間のテーブルにあったもの。チラシの裏紙で作ったメモ帳、耳かきとかハサミが入っている小物入れ、新聞、缶入りの飴。

祖父は乳製品のアレルギーだったから、食生活は限られていて、かなり気をつけていた。だから、サクマの飴を見た時は結構「冒険」しているというか、ギリギリのところに手を出しているというか、幼心に「大丈夫かな」なんて思っていた。

おみくじのように、何色が出るか、一粒ずつ食べるのが楽しみだったのだろう。私もそうだった....いや違う。私の記憶では、好きな飴粒が出るまで出して、気に入らないのは缶に戻す、だった。

好きだったのは、真っ白のハッカ。薄い白はレモンだからたまに間違えた。それと、茶色のチョコレート。これ、今もあるのかな?チョコレートの飴なんて変な感じだけど、これが結構いけるのだ。ハッカと交互に舐めるとなんだかチョコミント、なんて、大人の味。

逆にオレンジとかは甘ったるくて好みじゃなかったような気がする。(おじいちゃんが美味しくいただきました)

さて、これは赤い缶で今回製造停止になるサクマ式だったのか、緑の缶で生き残るサクマだったのか。どっちの写真も見たけど、どっちも見覚えがある。テープを剥がすと、開封済みを意味する文字が蓋の部分に残るんだけど、くぅーー、どっちも貼ってある。

ま、いいかと思っていたら、文明の力で見つけてしまった。

サクマ式もサクマも、8種類の味がありますが、チョコレート、グレープの味があるサクマ式に対し、サクマはメロン、スモモの味にしています。

www.j-cast.com

 

お.... チョコレートが決め手で、サクマ式だ.........。

そんなことで、サクマ式をもし見つけることができたら、是非とも最後の味を楽しみたいところだ。ただ、缶のドロップスってどこで売っているんだろう。近くのスーパーで取り扱っているのかな。