白いノート

this and that

孤独じゃないグルメ

楽しき名古屋のグルメをメモ。

名古屋に着いて一番最初に口にしたかったのは山本屋本店の味噌煮込みうどん!

2年前かな、名古屋に遊びに行って最後のお昼に食べたのもここ。同じ場所、エスカ店に行ってみた。待っている間に大根ときゅうりのお漬物(お代わり自由)が出てきたのでポリポリ。

ドーン、お鍋のまま出てくる。蓋に蒸気穴がないのは、蓋をお皿にして麺を一度おき、食べるからなんだな。

ドドドーン。(メニューの写真の方が美味しそうなのでそちらを)麺は関東人・関西人・北国南国の人もびっくりの食感だろう。モチモチ、ふわふわなどとは異次元の世界。硬いです。1本1本食べるイメージ。(だからお皿が必要)そして濃いお味噌味。何度か口にして慣れ、やみつきになりました。

ご飯と一緒に食べるのが好きなので、サイドで注文。(前はランチについてこなかったけ、気のせい?)

お腹いっぱい!

yamamotoyahonten.co.jp

山本屋本店のあるエスカ地下街は新幹線乗り場にもほど近く、名古屋らしい飲食店がたくさん集まっている。スーツ姿のビジネスマン多く、あちこちに行列が。出張できた人たちの楽しみになっているんだろう、「うーん、せっかくだから並んじゃいますか!」なんて会話も聞こえる。

その後、盛田本家を見に、知多半島常滑市へ。

erie.hatenadiary.jp

そこの「盛田 味の館」で食べたのが、たまりしょうゆのソフトクリーム。色もちょっとお醤油色。ほう、ほんのりしょっぱい...あんまり甘くないキャラメル味といったところかな。

ここでも八丁味噌を使った味噌煮込みうどんや味噌田楽が楽しめるそう。180年前のみそ蔵を改装してできたスポットだそうで、巨大な杉樽を見ながらソニー創業者盛田氏に想いを馳せる...なんて乙な体験ができる。知多半島は盛田に限らず、醸造が盛んな土地柄。色々蔵巡りをしてみたら面白そう。

名古屋に戻り。あるJR駅のホームに立ち食いそば・きしめん屋さんがあった。乗車前or後、どうしてもきしめんが食べたい時には重宝しそう。あ、今回きしめん食べ忘れた。

同年代のオーナー、スーシェフが開いているお店を久しぶりに。クラフトビールと気取らないおしゃれな料理が合って、美味しいんだな。昔、近くに住んでいてよく来たのだけど、その時と全然変わっていないというか、タイムスリップしたような気になった。

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お世話になったおでん屋さんにも。味噌おでんじゃなく、あっさり多分関西出汁。他のお客さんとも、自然に会話が始まる不思議なお店で(割と、この一帯はそうかもしれない)、この日も楽しくお酒を飲んだ。

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翌朝。名古屋モーニングをしようと栄の喫茶店で。

入ってみると、喫煙OKのお店でみんな吸っていた。私は吸わないので、煙たく感じたが、その光景がむしろ新鮮に見えた。テーブルや椅子、お皿もなんかレトロで良い。

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入り口と空気清浄機に近い席でジャムトースト!しかし、この数分後に喫煙者のお兄ちゃんが隣に座る。左手から、煙が流れてくるよ〜。

お昼はこれまたどうしても食べたかった味仙!名古屋に台湾ラーメンを広げてくれたお店です。

12時に矢場店へ。長〜い行列ができていたけど、フロア広いのでそこまで待たずに入れた。

やっぱり台湾ラーメン!(ミニサイズ)他のおかずも美味しい。ニンニクが効いて、これはビールとあう。井之頭五郎もうなるだろう。

ブランドサイトによると、味仙はお店によって味が違うのだそう。

味仙の店舗は複数ありますが、かつて名古屋で中華料理店を営んでいた郭 宗仁(カク ソージン)、郭 汪蘭(カク オーラン)の子供たち5兄弟が、「味仙」としてそれぞれ開業したもの。

基本メニューは踏襲しながらも各々が独自で経営しており、5兄弟の個性はそのままメニューや味付けにも反映され、お店による特徴の違いを生んでいるのです。

へーっ!矢場店は大衆の味、辛い&濃ゆいのだそう。

yabamisen.jp

この日の夜、それはそれは美味しく雰囲気の良い野菜のフレンチに友人に連れて行ってもらった。美味しすぎて写真を撮っている場合じゃなかった。その場、その瞬間の幸せを噛みしめれば全て良し。こういう、素材の良さを引き立たせる料理っていいなと強く刻んだ。

翌朝は地元の人が愛する朝ご飯処。アメリカ西海岸の雰囲気で素敵だった。ブレックファーストプレートのハッシュドポテト、よかった。二人前サイズにすればよかった!

そんなこんなで、旅は終わり。お土産はもちろん伊勢名物赤福

ご馳走様でした。