白いノート

this and that

東京湾アジ釣り

祝日の月曜日、職場のみんなでアジ釣りに行ってきました。私にとって、船釣りは初めての体験。

実は、今年からささやかに「魚活」をしてきました。学生の頃に鮮魚店の寿司コーナーや寿司屋でバイトをしていたことや、一時水族館の近くに住んでいたことなどもあって、魚が愛らしい身近な生き物とずっと思ってきたのです。
とりあえず知識をつけようと、小学館講談社2社のポケット図鑑を購入。人並みに魚のことは分かってきたけど「眺めているだけじゃなぁ..」なんて思っていたところ、上司からお誘いが。「行きます!」と即答でした。

この日は朝7時、羽田空港からほど近い駅に集合。歩いて6分ぐらい歩いたところから、釣船が出ているんだって。

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船は多摩川から東京湾に出て、反対側の木更津の方を目指したみたい。途中、羽田空港から離発着する飛行機が頭上に見えて、大迫力。東京湾と鹿児島湾(錦江湾)は同じくらいの大きさのようだけど、航空ショーや工場が見えるのがちょっと違うかな。

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船も止まって、いざ釣り開始。今回初めて知ったが、針は1本だけじゃないんだね。1本の釣竿の先に2つ餌のつけた針、そして誘き寄せるためにイワシのミンチを入れたカゴ(重しにもなる)がついていました。手順や専門用語は慣れないので、この日記では割愛...。

餌は生きたミミズみたいのを、ちぎって針に刺すんですね。わたしにはハードルが高いので、赤く染めたイカを使いました。

この日までに夫の紹介で『釣りバカ日誌』を視聴。(笑)欲を出すと魚も寄ってこないかもと、期待しない姿勢を心がけました。と、思ったら、始めた途端に引っ張られている感覚が!竿の先がしなって、ビビビ、クイクイとくるのが面白い!

こうなったら、あとはリールを巻くだけ。まんまとかかってしまったアジとこんにちは。

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じゃーん!こんな感じ。ピチピチと生きた、海から上がったばかりの魚を見るのは初めてかも。

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口に針が刺さっている姿がなんだか痛々しく、「ごめんね」なんて言って針を抜いていたら、「魚には痛点がないから魚の気持ちにならなくても大丈夫だよ」なんて言われてしまった。(笑)それより、人間の体温は魚にとって火傷するほど熱いので、素手で触ると元気がなくなるんだとか。

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黙々と釣り続け、この日は20匹くらいは釣れたかな。

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後半、アンチョビにもなるカタクチイワシもかかりました。気付いたらカモメに囲まれていたので、とったカタクチイワシ君を海に放ってみたら、カモメがそつなく食らいついたよ。

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昼過ぎに岸に上がった後、釣れたての味を捌いてもらって宴会開始!

刺身やなめろう、アジフライ、塩焼き、ちらし寿司...と色んな料理でアジを堪能しました。朝から体を動かした分、美味しい!お酒も進んで、久々に酔っ払ってしまいました。空腹だったのもあるけれど。

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実際に調達から関わってみると、いつもは見えない生産者や海の恵みに感謝だなぁ。アジも持ち帰ったので、3枚おろしを練習してみようっと。