白いノート

this and that

処分の前に使ってみる

今住んでいる部屋を退去する予定なので、荷物を整理し始めている。まずは現状把握と、いらないものを先に処分する作業。

今日手をつけたのは、蓋付きの収納棚。アルバムやらノートやら、色々紙が入っている場所。もう一つは靴棚。

収納棚では、意外にもビジネス雑誌が残っていた。多分前回の引越しの時「これは必要」ととっておいたものだろう。雑誌はそのテーマが見やすいレイアウトでうまくまとまっているし、色々な事例やおすすめ書籍などが紹介されて親しみやすいので、重宝している(いた)。今もパラパラと本屋で手に取ることがあるけれど、処分しづらくなるので、あまり買わなくなった。

とは言っても、雑誌は季節ものでもあるから、古い情報は処分した方が良さそう。せっかくなので目を通してから手放そうと、カフェに行くついでに持っていった。

その雑誌の特集曰く、「経済学はどうしたら幸せになれるのかを知るために生まれた学問」とあり、生活の身近な出来事を経済学で見る特集が面白かった。

例えば「ミクロ経済学」から、

Q冬のボーナス、自分へのご褒美はどう選ぶべき?

A何を買えば自分がいちばん幸せか、知ってから行動を。(キーワードは資源配分)

Q欲しかった服が想像より安かった!迷わず買うべき?

A自分の想定価格を下回ったら「いい買い物」。(キーワードは消費者余剰)

なんてあって、へーなんて読み込んでしまった。

この雑誌は2018年発行だけど、「未来予測」の年表にコロナの影響がもちろん書かれていない。東京五輪が1年ずれて無観客なんて、誰が予測できただろう。

靴棚からは、本日は2足を一時的にゴミ袋へ。お気に入りのサンダルだったから、すぐに捨てるのは忍びない。シューキーパーを入れたMARGARET HOWELLの革靴も発見。これは昨秋もその前も眠ったままだから...とは思ったけど、せっかくなので履いて出かけることにした。さすがMHL、シュッとしてて素敵、足元キマる。鏡で見てもいけるんじゃない?と思ったけれど細身のデザインのため、だんだん指先が窮屈に感じてきた。だから履いていなかったのか。

処分に迷ったら、今後もこういった「再使用」することになるのかな。何かしらの再発見は楽しみだけど、作業は中々進まないような気がしている。読みたい本も、たくさん出てきているし。