両親が使った結納品のセットが出てきたので、家族で見てみた。
目録にはたくさんの漢字。最初は読めなかった。
勝男節
寿留女
子生婦
などなど....
鰹節、スルメ、昆布のことだという。どれも末長い幸せを祈る、縁起の良い贈り物。
白く長い糸ような束も入っていって、「これ何?」と聞いてみた。「白髪だよ。『友白髪』髪の毛が白くなるまで、一緒にいましょうねって」、という。めでたく、両親の髪の毛は真っ白。今も一緒。
へえぇ、結納って、こんなだったんだ。素敵。(大分端折っていますが)
自然からの恵みが縁起物になっているのも、なんか日本らしくていいな、なんて思った。うまく言えないけど。
行事の由来をしっかりと知っておくと、よりありがたみを感じて、健やかに幸せに過ごせそう。