もう少し中国料理にもチャレンジしたい!との訴えが伝わったのか、週末のご飯は夫が小龍包のお店に連れて行ってくれました。
着いてみると鼎泰豐の文字。日本でも展開している台湾のレストラン、ディンタイフォンでした。
こっちに来てから、蒸し器に入った一口サイズのハフハフうま〜(点心)を食べたかったので、嬉しい!日本でも食べたことがあるといえど、ようやく中華らしい体験です。(中国ではなく台湾チェーンは留意の上で)
小籠包や蒸し餃子など、中華街でありつけそうなこの料理は、主に南の食文化なんだそう。お茶と一緒に食べることが飲茶で、朝の食事みたい。朝からゆったりと少しずつたくさん、アフタヌーンティーのアジア版みたいな感じなのかしら。
油問屋から始まったディンタイフォンは地元・台湾で人気を集め、1993年にはニューヨークタイムズの「世界の人気レストラン10店」の一つに選ばれ知名度が向上。世界に展開するブランドとなったそうです。へへぇ〜!
看板メニューの小籠包。醤油とお酢、生姜をつけてパクリ。う〜ん、モチモチの皮と肉汁がたまりません。こんなたっぷりに肉汁を出すのって、蒸し時間やあんの作り方とか、秘伝のレシピを知りたい.... いや、家では作れないか。お店で食べてこそ!
エビが入った餃子も美味しかった。昔餃子屋さんで働き、自分でも餃子を作る身になったとしては、どうやったらこんな実をたっぷりに包めるものか...。厨房を覗かせてほしいなぁ。
欧米のお客さんもちらほら見えました。母国でも目にして馴染みあるのだろうし、クセのない、あっさりした味が合うんでしょうね。
アメリカ発の中華料理、パンダエクスプレスなんかも上陸してくれないかな〜。