白いノート

this and that

四川旅行 〜成都をぷらぷら〜

5月労働節の連休で、北京から四川省に旅行に来た夫氏と私。この日、4日目は省都成都市でぷらぷらして、午後の飛行機で帰るよ。

朝、起きると少しじめっとしたような、カラッとしたような、5月らしい爽やかな時間だった。鳥のさえずりなんかが聞こえちゃったりして、最高!(... いや、4月になっても北京は肌寒かったり黄砂だったりで、あんまり爽やかに感じなかったからさぁ、、)

 

昨日もだったけど、この街は外でご飯を食べるのね。ご飯やさんの前で、朝食をとっている親子。ん〜〜、良いねぇ、この光景!アジアという感じがたまらん。

私たちはこれを朝ごはんに。多分、肥腸粉という麺メニュー。麺が半透明でプルプル、ふわふわ。何で作られているんだろう?小麦でないのは確か。

パクチーたっぷりの、あっさり塩味のスープも体に染みる感じ。美味しい〜!!!

夫氏は辛いスープで頼んでいて、見事に汗をかいていた。一口もらったけど、これも辛うま!けど、やっぱり辛さが勝っちゃうかなぁ、、、

 

観光スポット錦里古街に向かっていた途中、公園みたいなエリアにたどり着いた。

湖と、10円玉の裏側の模様、鳳凰堂みたいな建物があったよ。中国でいう侘び寂びみたいな情景。新録も綺麗だなー。

瓦もチャーミングなのね。

錦里古街につきましたー。公園のようなエリアを道なりに歩いていたら、自然に着いた。...いや、夫氏が地図を見ながら導いてくれたのかもしれぬ。

ここは古い街並みを再現しているそう。屋台料理や櫛やお茶碗などのお土産やさんと、見ているだけで楽しいエリア。朝イチで行ったから、人も多くないし、空気は爽やかだし、良い感じ。

気持ちよく耳かきされているおじさんたち。

成都の名物なのか、お客さんはお金を払って、耳の中を綺麗にしてもらうらしい。

せっかくなので私たちも受けることに。耳かき棒だけでなく、羽根で撫でられたり、ふわふわしたものを入れられたり、しまいには耳の中でチリーンと何かを鳴らされたり。人に耳掃除してもらうのなんて、幼少期ぶり。気持ちいいというより、くすぐったくて、気恥ずかしかった。

聞いてみると、使った道具は全部で10本だそう。

 

帰りの時間を気にしつつも、ここで一休み。歩いていると、何度も「変面ショー」のお店を見た。人が被ったお面が、あらよあらよと変わっていく伝統芸能のことで、四川の劇なんだって。見たくなっちゃって、お茶を飲みながら鑑賞。

あらっ!あれまっ!!

鮮やかな色のお面を被った人が音楽に合わせて舞っている中、瞬時にそのお面が変わっているのね。お面といっても、顔にプラスチックや木製の面をつけているわけじゃなくて... よく見えなかったけど、タイツのようなピタッとしたマスク。付け替えようとするなら、手で剥がさなきゃいけなくて、そんな仕草が全くない。まるで手品。全部で5、6回変わったのかな?

実は以前、上野公園でも見たことがあるけど、やっぱり感動した。なんたって本場だからね。

このあと、誘惑に負けて変面の種明かしを調べてしまった.....おお、なるほど.....。
それでも、すごい芸よ。身につけたら、人気者になれそう..!

 

そんなこんなで、4日間の旅行は終わり。お昼ご飯にもう一度、四川グルメをいただきたかったけど、フライト時間までギリギリになり、ありつけなかった。
それでも、楽しかったな。美味しかった、四川。成都は綺麗な花もたくさん咲いてて、さすが「天府の国」と呼ばれるだけあるのかも。中国って、やっぱり広いんだって思った。

またどこか、いけたらいいな。