白いノート

this and that

タピオカ抜きのタピオカミルクティーで決意

これまでアプリや日本から持ってきたテキスト、NHK「中国語!ナビ」で中国語を勉強、独学してきた。けれど、きちんとお金を払って、ネイティブに教えてもらおう、という決意に至った。

決めたきっかけは2つ。

 

月曜日。食材買い出しに行ったスーパーで、金さん銀さんみたいなおばあちゃんが、私に話しかけてきた。

「◎%△&#×@......?」

何言っているのか、わからない。けれど、手にした調味料の商品を私に見せて、聞いている。

(なんだろう...... ご高齢だから、文字が見えないのかな?製造年月日を聞いてる?原材料?)

でも、私は覚えた中国語で咄嗟に言ってしまうのだ。「ティンブドン!(言っていることがわからないよー!)」

おばあちゃまはポカンとした顔で、腰を曲げて他の買い物客に、同じことを尋ねたのだった。

(うう....ごめんなさい.....)

多分、多分だけど製造年月日だったんよ。中国の食材は賞味期限ではなく、製造した日付を書いてあることが多い。商品によっては「えっ?」て思うくらい古かったりするから、私は必ず確認するようにしているんよ。そしたら他の中国人客も見てる人多いから、ああ、同じなんだなぁ〜って思っていたの。
だから、おばあちゃんもそうだったかも....そうでなかったらお手上げだけど。

とにかく、「わかりません!」で突っぱねると、いつまで経っても私は中国語がわからないままだし、せっかく発生した中国人とのコミュニケーションが続かないのは寂しいのだ。あと、失礼な気もするし...。

 

そして、翌日。私はこの日を「タピオカ記念日」にするつもりだった。ずっと家にいたので、外でタピオカミルクティーだけ買ってリフレッシュしようと。こっちのタピオカ、口にしたことがなかったし。

もちろん、絵を見て指差すだけ。この日はメニューが手元になく、頭上の看板が頼りだった。英語表記はなし。なので、店員さんに「あれ、あれ!18元の!」と伝えてみた。

どうにか伝わったみたいで、「冷たいの?温かいの?」と聞かれたと思われる質問には、「冷たいの!」と返事。

受け取りカウンターで待つ私は、胸が高鳴っていた。若者がファッションのように手にしているお茶。タピオカはやや流行が過ぎているかもしれないけど、どんなものか..... むふふ、楽しみで仕方なかった。

しかし!渡されたミルクティーは、あれ?黒い粒々が見えない。タピオカが....入っていない!

なな、なんと。確かに、会計時に16元になっていたのは若干気になってはいた。冷たいと、もしくは持ち帰りだと、2元安くなったのかな〜なんて。

おそらく、注文時のやりとりで、聞かれたのだろう...。わからなかった自分、チーン。

 

そんなこんなで、焦る必要はないんだけれど、ぬるぬると独学しても日常生活で困るのではないかと実感。きちんと人に時間をもらって、定期的に教えてもらおうと決めたのでした。

 

この木曜日、実際に体験レッスンを受けたんだけど、その話はまた。