お熱を出した夫さん。外出できない夫はずっと家にいるので、体調の変化を気にかけながらも、私が外すことに。一人でいた方が、リビングなどにも出てきやすいだろうし。
お花でも買ってみようと、外に出てみた。花瓶は中国への出国前、高校の同級生たちが結婚祝いで贈ってくれたもの。せっかくなので、野菜を買うように花も飾りたいと思っていた。
近くの花屋さんを数件尋ねて、「これ、いくら?」とカタコトの中国語で聞いてみる。とはいっても、私は大体の返答がわからないから、お店の人は電卓に数字を表示して教えてくれる。
今日、気になったのはナツシロギク。
キクの中まで、白い花びらの小さなお花。東京でブーケを作ってもらったときにも入っていたなぁ。賑やかに、楽しい雰囲気を作り出してくれる名脇役。
お店の人に値段を聞くと、「パー、パー」。
パ、パー?
やっぱり、わからなかった。そうしたら1本8元(160円くらい)だという。パーじゃなくて、バーかぁ。思ったより安くはないけど、妥当かなぁ、なんて思いながら2本だけ購入。ささやかすぎる。笑
家に帰って、早速飾ってみた。視界にみずみずしいものがあると、なんだか潤うなぁ。乾燥している北京だと、特に。
値段のやりとりに苦慮したことを夫に伝えると「うーん、bとpの音の違いがわかっていないようだね」なんて言われて、少し熱が下がった夫さんから発音の基礎を教えてもらったのでした。ひいい、情けない....