白いノート

this and that

2023年振り返り

お正月を味わったような、そうでないような感じで1週間とちょっとが過ぎ。今更ですが、2023年を振り返り書き留めておこうと思います。

私は23年1月に中国・北京に来て、同時に夫との結婚(新婚)生活が始まったので、過去と比べれば変化の大きかった年でした。どこに行った、何を食べたの振り返りも楽しいのですが、ここはあえて内面的な変化などを書き出してみます。

気持ち面

仕事をしなくなったことについて

私は22年12月から休職し、中国に渡った形になります。長期間働かないのは入社後初めて。お給料が入らないのはもちろん、平日がらんと空いた自分の時間について、初めの頃は正直戸惑いました。

もちろん、今までの自分を一度捨てて、真っさらな状態で新生活を始めるのは楽しみでした。語学力を身につけたり、今までできなかった趣味にチャレンジしたり、新たな人間関係を構築したりとーー。

ただ、時間がありすぎて何に打ち込めばいいか、始める前から選び迷い日々が過ぎていき。そもそも夫にくっついて来た身分な訳だし、ある程度は控え目にしなくてはと考えちゃって。テニスに挑戦したくても、結局はドコドコの奥さんや、利害関係のある××所属の方に繋がってしまうとやりづかいかな、なんて考え飛び込む勇気が出ませんでした。
国籍に拘らない外国人コミュニティをSNSで探してもみましたが、共通点を見出せず。自分は何をしたいのか、なぜ人と繋がりたいのか、完全に迷子でした。

資格勉強も、その先に目指すことをを描けないで手を出すのも、違うかも...と。

余計なことは考えず、大胆不敵でポジティブだった私(自称)はもういない、変わってしまったんだなぁ.... なんて結構へこみました。

 

あとは、仕事をする=生産活動(賃金やサービス価値)と考えていたので、仕事をしない私の存在価値は一体なんなのか?と。いや、勤めていたときも私は役立っていたのかな?.... なんて思い始めると、ぐるぐるうじうじ...

 

来たばかりなんだから、そう焦らないでよかったんでしょうが、あの時のふわふわ感は初めてだったなぁ。

 

不安定と安定

私は自分の生理サイクルにかなり影響されてきたと思います。体がだるく無気力になり、涙もろく弱くなってしまう時と、エネルギーがみなぎって集中力が増し、何もかもが楽しいと感じられる時の差が大きいかも。ダウン時は些細なことにも気になる。周りの人を不快にしちゃうこともあるから、できるだけ一人でいたい。結婚では、それがいかなくなるんだぁと思い知らされました。笑

心が落ち着かなくなるとき、どうしたらいいのかなぁと、結構本気で考えた。自己肯定感を上げるとか、ありのままを受け止めようとか、身近な人にわかってもらうにはとか、わかってもらおうと望むから苦しくなるのではとか。

そしてブルー期は終わり、ハッピーになってこの問題を忘れちゃう。またブルー期がやってきて辛くなる...。

 

結局これだ!という解決法にはいたっていないけど、できるだけ安定を保つコツはこれかな。

・よく食べる
・よく寝る
・周りの人の様子に意識を向ける(外出先で赤の他人の行動を観察したり、ラジオのお便りコーナーに耳を傾けたり、著名人ならエッセイ・ブログを読んだり)

あとは、街中の花や木々の変化を見るのも癒し。

 

最近はこのホルモンによる?憂鬱な気持ちの波は収まっているので良かったです。

 

親になることについて

妊娠の判明以降、遅かれ早かれ我が子という別の人間との関係がはじまるんだなぁと。不思議であり、緊張するし、ちょびっと楽しみ。いや、やっぱり不安。どう振る舞い、どんな口調で話しかければいいのか、子の性別によって何か意識した方がいいのか、考えちゃいます。

教育についての本を読んでみてもいいんけど、ノウハウ取得や方針を決めたい訳ではないんだよなぁ...。

同時に、自分の幼少期をたくさん思い出すようになった。あの時に泣いて親を困らせたなぁとか、クリスマスプレゼントが欲しくてねだったこととか、切ってもらった髪型がものすごく変で、当時の両親はどういう神経をしていたんだろうとか。感謝し尽くせないことも沢山あるし、子どもながら寂しい思いをしたことも。私はこうしてあげたいとか、したくないとか、想像ばかりしちゃう。

 

ただ、結局はなるようになるよね、としか言いようがない。子の性格も個性もまだわからないんだし。頭で考えるより、自然に身を任せてみるか。

 

 

.... 振り返りブログ、気持ち面だけでこんなつらつら書いちゃいました。

チャレンジ面や中国面も整理しようと思っているので、気が向けば、また別の機会で綴ってみるかも。