白いノート

this and that

印象に残った映画・ドラマたち

突然ですが、ここ1年で見た映画・ドラマで印象に残っているものを記してみたいと思います。

 

THIS IS US / ディス・イズ・アス

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(2016~, 米)

数年前、ステイホーム中にどハマりしたアメリカのテレビドラマ。3きょうだい(男の子と女の子の双子と黒人男の子の養子)とその両親を中心とした物語で、幸せな家庭生活が描かれています。

それぞれ(男兄弟や母娘、養子と父など)の関係、各登場人物の視点や心の機微が上手く表現されていて、感情移入しちゃう。強い絆で結ばれているけれど、皆それぞれ違う人間なんだよなー、でも上手くやっているんだなー、って。ドロドロはしていないけど、それぞれちょっとした「わだかまり」みたいのを持っているのが人間らしい。みんな強くて弱くて優しいんだなぁって思います。

話題を振ったことのあるアメリカ人は「悲しすぎて..」との感想。人種や肥満へのコンプレックス、アルコール依存症ベトナム戦争、人の生死が出てくるアメリカらしいドラマチックな内容だから、視聴者と重なるところがあるのかな。私は海外ドラマとして見られるけれど。

再視聴では、シーズン1と最終シーズンのラスト3話を見ました。これだけで何度涙したことか。お腹いっぱい。

そういえば最初の方で、「お前をぶっ潰す」みたいな意味で“Nagasaki”を動詞として使っていたことにびっくり。「お前なんてナガサキしてやる」って。まぁ.....。

 

The Bold Type / NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち

(2017~, 米)

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ニューヨークのファッション雑誌編集部で働く20代の女性たち3人を描いたドラマ。仕事と恋愛を核として、多少の悩みや壁に向き合いつつも、自分らしく生きようとするお話。現代版Sex And The Cityと言って良さそうです。

同性愛やカラダの悩み、親からの自立、銃に対する価値観、「初の黒人〇〇」、など色んなテーマが絡んでいて面白い。アメリカらしい、リベラルなテイスト。舞台がニューヨークというのも、イキイキして見える理由かな。それぞれを応援したくなっちゃう。

ラスト数話まで見たけれど、流産の話が出てくる予感がしたので、そのままに...。最後はハッピーエンドで終わるのかなぁ。

 

コウノドリ

(2015, 2017 日本・TBS)

コウノドリ(2017)【TBSオンデマンド】を観る | Prime Video

総合病院の産科を舞台にした医療ドラマ。産科医鴻鳥サクラ(綾野剛)をはじめとした医療チームやいろんな妊婦・子が描かれていて勉強になりました。

ハードワークでも、命に真摯に向き合う医師・助産師さんは、本当にプロだなぁ、赤ちゃんが生まれてくるのは奇跡の連続なんだなぁと、毎度涙しながら見ていました。

生まれたての赤ちゃんが登場するので、撮影もすごい。

シビアな結末もあって恐ろしいけれど、お産を控えている身としては色々イメージすることができました。

 

ヒヤマケンタロウの妊娠

(2022, 日本テレビ・東京)

木ドラ24】ヒヤマケンタロウの妊娠 | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)

 

広告代理店でバリバリ働く男性ヒヤマケンタロウ(斎藤工)が妊娠し、出産までの過程を描いたドラマ。社会ではまだ珍しい「男性妊娠」で、男性の目を通してキャリア継続の壁や体調の変化を経験していく、というもの。漫画原作。

うーん、設定は面白いけれど..。どうしても現実味がなくて無理が.... だって体の仕組み的に、ねぇ。漫画・ドラマが問題提起したいことも、なんとなくわかるようなわからないような... 

「気持ち悪い」「ありえない」で思考停止してしまったら、そこまでなんです。多分その先が大事。でもちょっと、難しかった。続きが気になって最後まで見てしまったけれど。

 

Marley & Me / マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

(2008, 米)

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子育ての予行演習のつもりで仔犬を飼い始めた新婚夫婦の物語。ペットをテーマにした映画は初めてだったかも。オーウェン・ウィルソン、今回は新聞記者の役だったけれど、やっぱ良いなぁ。

 

Smething from Tiffany's / ティファニーの贈り物

(2022, 米)

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男性2人がティファニーでそれぞれ買った婚約指輪・クリスマスギフトがひょんなことから入れ替わり、男性や受け取った女性の人生が変わっていく、という物語。

私はラブストーリーが好きなんですね。ありえないハプニングも、わかりやすい心の変化も、結局ハッピーで終わるなら許しちゃう。安心して見ていられる。あと、ニューヨークを舞台にしている映画も好みなんです。

 

The Wolf of Wall Street / ウルフ・オブ・ウォールストリート

(2013, 米)

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1980年代のNY・金融街ウォールストリートで、億万長者にのし上がった証券マンの話。

大金が動く、当時の株売買の仲介はやっぱり凄まじい仕事だったのかな。セールスマン同士の会話が汚いスラングばかりで聞くに絶えず、アドレナリンを落ち着かせるために、もしくは己を奮い立たせるためにドラッグ乱用、そして職場で娼婦を呼んでのエッチなパーティ...。なかなかの内容だったので、最後まで見られなかった。そんな意味で強烈な印象を残したドラマ。

でもディカプリオはこういう役が似合うなぁ。

 

The Last Emperor / ラストエンペラー

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(1987, 伊・中・英・仏・米)

 

清朝最後の皇帝で、後に満州国の皇帝にもなった溥儀の生涯を描いた映画。

当時は毎日少しずつ中国史を勉強していたので、歴史映画を見てみようと選んでみました。つまらないかな〜なんて期待低めで見始めたけれど、予想以上の映像美で思わず見入っちゃいました。これで80年代作品なんだ。お金をかけたことがよくわかります。海外ならではのお色気要素も、ゴクリ。

溥儀さん.... 「満州の皇帝」で、皇帝とつく最後の(メガネをかけた)人物としか記憶になかったけれど、こんなドラマチックな一生を送っていたのね.. と何となく知った気になれただけでよかったです。歴史的背景もまだ十分には理解していないけれど、怒涛の時代だったんだなぁと。勉強は続けて、また見返したい作品です。

 

 

🎥

何となく思い立ち、あさ〜くレビューしてみました(いや、レビューにもなっていない)。もっと見ていたけれど、思い出したのは以上の作品たち。やっぱりザ・アメリカっぽいのが好きみたいです。

ところで最近は家で2時間の映画を集中して見られなくなりました。つい、スマホをいじったり、一時停止した後時間が空いちゃったり。以前はもっと味わって見ていたのになぁ。