白いノート

this and that

妊娠記録#1 : 私の中に新たな命が!

タイトルの通り、おなかに赤ちゃんがやってきました。

今は妊娠7ヶ月です。見た目もふっくらし始め、胎動を毎日感じています。

 

子を授かったことは、私が中国で過ごす時間の中で、生活面でも考え方にも大きく影響がありました。体にも様々な変化がありましたし、中国の病院も経験しました。今後は今まで以上に、チャレンジすることが増えていくと思います。

この日記でも、妊娠・出産・子育てのテーマを記してくことにしました。少しずつ遡って綴って行けたらと思います。

 

 

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生理が来ないのに妊娠を疑わなかった

 

私は30を過ぎてから、生理前の情緒不安定や体のだるさが、よりひどくなっているのを感じていました。今年6月、「上海ディズニーランドへ行こう」との提案が夫からあったのですが、ちょうど生理ちゃんが来そうで.... もしビンゴしてしまったら地獄です。混み合う園内、長蛇の列で体調が悪くなってしまったら。しかも今夏は6月の時点で40度に迫る酷暑でした。
結局、ディズニーランドは諦め、その週末はおとなしく過ごしていました。女の子はこういうのが大変なんだよなぁ。

すると、なんと生理ちゃんが来ません。ついにストレスにやられたかと思いました。しかも来ないなら来ないで、気持ちが悪い。「今、私の体内はどうなっちゃってんの〜」なんて、一人不安になりました。加えてずっと喉がイガイガするし、夜は熱帯夜のように感じるし。「これならディズニー行けたじゃん」と悲しくもなりました。

 

ただ、1週間経って来ないならば、手を打たなければと思いました。不思議と、この時は妊娠を疑っていなかったのですが、まず妊娠検査薬を試すことにしました。

 

初めて買った検査薬、薬局で手にとってからドキドキが止まりません。深呼吸の後試すと....じわじわと2本線。陽性です!

 

夫を呼んで見せると、状況を飲み込めていない表情。「本当に陽性か、他のもので試そう」と、さっき寄っていた薬局へ戻り、別の検査薬を2種類買いました。

もう一つの検査薬でも陽性が出ることを確認すると、ようやく理解できたみたい。

2人も実感が湧かず戸惑いながらも、「わ〜!」と喜びました。

 

血液検査だけで病院へ

しかし、検査薬だけでは妊娠を確定することはできません。

エコー診断のため、すぐに病院を探しましたが、「まだ早いのであと1、2週間待ってほしい」とのこと。え、そんなものなの?まずは正常な妊娠か、確認してもらうんじゃないの??

ただ、血液検査だったらできると言われ、まずはそちらを受けることにしました。

 

とはいっても、ナースに採血してもらうだけ。結果は同日夜か翌日だったか、PDFのレポートで届きました。血中のhCGホルモン(妊娠中に出るホルモン)の数値を示すのみで、陽性・陰性はっきり明記されていませんでしたが、数値から妊娠しているんだなぁとわかりました。

ちょっと早い気もしましたが、双方の両親に電話し、妊娠したことを伝えました。うちの家族は一瞬息をのんだようにも聞こえ、「おめでとう」「ここからが大変なんだからなね」と冷静な反応でした。

 

初めての産婦人科

妊娠検査薬陽性の反応が出て10日後の7月上旬。北京市内にある外資系の総合病院に行きました。

ちなみにその間、妊娠出産に関する制度がとにかく分からなかったので、「出産育児一時金」「出産・子育て応援給付金」「産休・育休」について調べていました。まずはお金から... というのも、妊娠の場合は海外旅行保険の適用外のため、かなり高くつくからなのでした。この初めての検診も実費で結構かかっています。
また、徐々に匂いに敏感になるなど、身体に変化がやってきました。

 

さて、7週で受けた検査はエコーがメインでした。カーテンも何もない診察台に乗ったのですが、夫もそのまま入って隣に座れることにびっくり。目の前のモニターを見ていると、白い影が映りました。中心部が微かに動いているのが見えます。この袋の中の豆みたいのが赤ちゃんだそうです。大きさは7ミリくらい。ほ、ほう〜〜〜。不思議です。
心拍も確認でき、「順調」ということで安心しました。

診察は女の先生に。自分の体質や不安に思っていることなどを事前に日本語でメモして夫に共有しており、夫の通訳にも助けられ3人でうまくコミュニケーションを取ることができました。先生も明るく知的な印象。他のエコー検査技師や看護師さん方テキパキと対応するスタッフを見て、この病院に対して信頼感を抱きました。

 

外に出ると40度近く、日差しが強い1日でした。本当に私のお腹に新たな命があると確認できたのは、不思議な感覚で、でもとても嬉しかったです。