私は夫の転勤に帯同し、中国・北京に来て半年、中国語を勉強し始めて1年くらいです。
部屋の外を出れば、生きた中国語を耳にし、現地の相手とコミュニケーションを取れるという、中国語学習者には羨ましい環境にいます。そう自覚しているけど、私の中国語は一向に上達しません。
私の中国語学習の目的は
・友達を作る
(私と相手でご飯行ったり、路上で麻雀しているジジババの中に入って一緒に遊んだり、公園で一緒に太極拳したり)
・サバイバルする
(ハプニングに出くわしても、重大なポイントは理解できるように..... 今いる動物園からトラが逃げ出したとか)
と、緩いものはあるのですが、道はまだまだ遠そう。
せっかくなので、これまでの振り返りを含めて、今までの学習法をおさらいしてみます。紹介風なので、今回はソフトな「ですます」調を使ってみますね。よろしくお付き合いください。
継続中
色々と試しては来たけれど、今取り組んでいるのはこちら。やはり最初の1、2年は基礎を重視しました。
CCレッスン
学研グループが運営する中国語のオンラインレッスンのサービス。中国、もしくは日本にいる中国語話者とSkypeなどを使ってレッスンを受けられるというもの。他の在中ブロガーさんも使っているようなので、4月から受けてみることにしました。
プランは平日25分、月額8250円(税込)を利用してます。現在、仕事はしていないので平日毎日×4週と利用枠を最大限に受けるのが理想だけれど、、、日々新しく学んでも中々覚えられず、今は週3か4くらいのペース。25分なら集中できるし、記憶に残る分教科書が進むのでちょうどいい!マンツーマンにしてはお財布に優しい値段です。
利用している教科書がこちら。中国語を学ぶ外国人にはポピュラーな教科書だそう。
レッスンの内容は生徒と指名講師の間で決めるもので、教材が指定されているわけではありません。この教科書は北京に来て、夫氏から教えてもらうために、買ってもらったもの。その後、夫氏が忙しくなってしまったので、しばらく放置されてました....が、ちゃんと活用する場を作れてよかった!
ちなみに講師陣は日本での経験者もいれば、お小遣い稼ぎかな..?という人までレベルはバラバラ。ベッドの上からパジャマ姿の女性が出て来た時は、胸元がルーズすぎて。気が散って集中できなかったことも...。
私は日本語が話せるママの先生と、英語で教えてもらう発音厳しめの若い先生と、自分にあった方に巡り合い、2人をメインに進めています。教科書だけではなく、雑談の中で中国の文化や住んでいる場所の様子を教えてくれるので、友人がいるようで楽しい!
Duolingo
平日週末関係なく、毎日使っているのが中国語教材アプリのDuolingo。私は英語→中国語に設定し、iPadで学んでいます。
とにかく毎日、単語や文章作成の並び替えをゲームのようにこなしていく。教科書のように何かを教えてもらっている感覚はなくて、正解したり間違えたりすることを繰り返して、なんとなく習得している感じ。
継続利用の工夫もよくできていて、私はすでに168日連続で使っています!(これまでも100日以上続いていたけど、3日ほどサボったら0日にリセットされていた....そこから再び168日)
無料で使えるのがよいです。
Hello Chinese
こちらもiPadに入れたアプリ。これは課金しました。6ヶ月で1万円かな?無料域でもDuolingoのように毎日少しずつ楽しめたような気もします。
課金理由の一つは、英語で文法を解説してくれる音声コンテンツがたくさんあったから。
当時はまだCCレッスンを始めていなくて、やはり文法ルールを耳で聞いて理解したいと思っていました。日本語でテキストを読むより、外国語である英語で中国の仕組みを理解したほうが、頭に入るかなぁと。課金後はしばらく楽しくこの方法で学びましたが、なんと文法解説の音声は20課くらいまででした。その先ももっと聞きたい....
また、理由二つ目は発音の練習ができるから。iPadに向かって発話すると、その発音や声調の正しさを採点してくれます。課金すると、このサービスの幅が増えるのかな。発音はお金かけてでも身につけたく、一人で練習しています。
中国語!ナビ
NHK Eテレ毎週水曜日午後11時からの語学講座番組。
これは学習というよりは、娯楽として見てます。過去に学んだかな?と思う文法から全く縁のなかった言葉など、ランダムに出てくるのがちょうどいい。
前の生徒役イモトさんもよかったけど、今期の橘ケンチさん(EXILE)も素敵です!
中国語フレーズ聞き流し
最近、台所に立つ時間を活用して始めたもの。中国語のフレーズを流すだけ。音声は適当にYouTubeからピックアップ。
聞き流しのおかげで、「我的心扑通扑通的跳(Wǒ de xīn pūtōng pūtōng de tiào)」=胸がドキドキします のフレーズを音で覚えました。「プトンプトン」という音が可愛かったから、なんだか記憶に残っちゃって。
なんだかんだ、耳からの学習法がいいのかもしれないですね。
過去に手をつけたもの
長くなって来ちゃった.. ここからは過去にやってみたけど、時期尚早だったものたち。サクサク紹介します。
HSK・中国語検定
中国に来る前に基礎を身につけておこうとトライした検定たち。文法を学ぶついでに、気軽に受けてみました。
HSKの公認テキストが私にとっての初めての中国語でした。独学で、ひたすら内容を読んで、CDを聞いて、過去問題を解く、そんな進め方。
ただ、文法先行で合格が目的になってしまったため、学習の順番を間違えました。日本語が母語のため、漢字が並んでいても簡単な文法や単語が分かった気に。実際には全く身についていません。
HSKは半年で「基本的なコミュニケーションが取れる」3級まで取得、中国語検定は4級に合格できたけど、それは筆記オンリーだから。現地では3歳くらいのレベルです...。
まぁ、ぱーっと文法を舐めただけでも、中国語の雰囲気をつかめたのでよかったのかもしれません。
図鑑を眺める
これは知っている単語を増やすために。絵とセットなら、インプットしやすいのでは!との目論み。
『旅の指差し会話帳』をパラパラと眺めてみたり、英単語と絵が豊富の『OXFORD PICTURE DICTIONARY』に中国語を調べて書き込んだりしてみましたが、あんまり効果は発揮しませんでした。
もう少し話せるようになったら、面白く使えそうかな?
各教材
もう2、3冊書籍を持っていましたが、手を広げすぎました。いろんな本に同じことが書いてあるだろうから、何度も目にして覚えるかなぁと思っていたけれど....やはり1冊をやり切るのが大事ですね。もったいないので、またいつか戻ってきたいなぁ。
しかし、今の書籍は音声DLがあっていいですね。iPad内に出版社のアプリが増えました。
中国語作文
北京に来た当初、辞典を引きながら日記を書いていました。夫に添削してもらったけど、あまりにも言葉のルールを知らず、断念しました。調べた単語を並べればいいものではありませんね。
🐼🎋🐼
そんな感じです!
もっと、「リアル教室に通う」や「中国語の映画・ドラマを見る」、「ランゲージパートナーと連絡を頻繁に連絡をとる」など、色々手はあるのでしょうけど.... あんまり勉強するとただでさえ難しい中国語がキライになっちゃいそうなので(笑)、ほどほどにしています。
まぁ、もう少し聞き流しやシャドーイングの時間を増やせたらいいのだけど....。
半年後はどこまで上達しているのか、はたまたしていないのか。楽しみであり、少し怖くもあります。
語学学習をされている他の方のブログも、ぜひ参考にしてみたいです!