白いノート

this and that

おしりもも

果物の美味しい季節だよ。

ライチやスモモ、チェリーと夏っぽいもの果物ばかり口にしてる。果物は前から好きだったけど、中国はお手軽価格なのがいいね。

 

最近リピートしたのが、こちら!

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桃〜。

桃なんだけど、ぺちゃっと潰れた形。ボールのような球状ではないんだな。
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ぺちゃ。

これは、なにを隠そう、あれにしか見えない。名付けて「おしりもも」!
(あんなに恥ずかしげもなく『おしりたんてい』が展開されているんだから、決してお下品ではないよ)

パックに記されていた名前は「毛蟠桃(Máo pántáo)」。マオパンタオ...?

「蟠」は「とぐろを巻く」とか「曲がりくねる」という意味があるそう。その場でぐるぐるしているイメージなのかな。

このおしりもも、中国だけでなくアメリカでも見たことあるなぁ...。

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切ってみるとこんな感じ。アボカドみたいにナイフを一周入れて、くるっと回すだけ。平べったいからなのか、力を入れずに簡単に半分こできるよ。傷まないし、そこまで手もびちゃびちゃにならない。

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リンゴの要領で切り分けます〜


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最後に皮を剥いて召し上がれ!

ちょうどいいサイズでいいでしょ。このままソーダやお酒に入れて、美味しいドリンクもできそう。フルーツティももちろん!

 

肝心の味は..... 最高!冷やすと抜群にいい!
おしりの形からは想像できないよ。日本の桃のように優しい甘さで、みずみずしくて、柔らかい。そこまで大きくないから、「もう一個いってしまおうか?」と誘惑さえ感じる、魔性の風味。

 

調べてみると、蟠桃は中国原産で西遊記にも登場。不老不死の桃で、孫悟空が食べていたみたい。「楊貴妃が愛したライチ」といい、中国には美味しい果物があるんだなぁ。
旬が続くまで、楽しみたいね。