白いノート

this and that

転職

東京にいる同僚が、転職を決めたそう。

私たちの年齢層ではそう珍しくないけれど、今回は報告ではなく、二つの選択肢について相談を受けていた。

悩んでいる段階で知るのは初めてだったので、私も色々と考えてしまったよ。

 

同じ会社にいる分、現状維持に対する不安や安心感について、共感できる。うんうん。

新たな環境(=転職)は、これまで築いてきた人間関係や信頼感をゼロから再出発するだけでなく、違うルールや文化も受け入れながら実務でも期待に応えていくわけだから、そりゃあ不安だろうなぁ。だからといって、今のままでいいのかもわからない...

そこに年齢やらライフイベントのタイミングが絡んでくると、より複雑になると。

むー・・・。

まぁ、本人が納得して決めたならいいのだ。

 

そういえば、月曜ドラマ『転職の魔王様』って面白いね。

www.ktv.jp

私は転職エージェントに相談する機会はこれまでなかった。そのぶん、ドラマを通じて業界や相談者の悩みを見ているようで、興味深い。もちろん、劇風に仕立てらているんだろうけど。

転職者の気持ちもわかるし、キャリアアドバイザーの指摘も的を射ていて、なんか背筋がピシッとするのよねー。(実際にはソファでゴロゴロしながら見ているけど)

 

気づけばテレビでも動画配信サイトでも、転職のCMばかり。企業も優秀な人材を求めているし、転職希望者も増えているという、近年の傾向が現れているのかな。

 

社会に出ていろんな職業を知った今、私はたまに「もう一度選び直せるなら、何になりたいか」を想像する。決して現状否定をするのではなく、妄想ゲームくらいの感覚で。

やっぱり、専門職に憧れてしまうかなぁ。

ウミガメ保護の研究者とか、
酒造り(もしくは醤油とか味噌とか)の職人とか、
顕微鏡を覗いたり、フラスコ振ったりしてる人とか....。

理由は一つ、カッコいい。そしたらもちろん、学生からやり直さないといけないね。

 

でも私の性格からして、それだけで食べていくと決断できないんだろうなぁ。自分の意思で選択するって、大変なことだよね。また選べることは、恵まれていることでもある。

 

なんて。今は休職中の身だから呑気になっているのであって、もし日本で仕事を続けていたら、毎日もやもやザワザワしているんだろか。