一時帰国を前にお土産を買おうと、今日は「北京の銀座」とも言われる王府井(ワンフーチン)に行ってきました。
お茶以外に何か候補はあるものかブラブラしたのですが、ピンと来るものはなく。北京市百貨大楼という老舗デパートでひと休みしていたところ、地下2階へとつながるエスカレーターを発見。
「DISCO」とあるので、カラオケのような施設かな、なんて素通りしていたのですが、吹き抜けから見える景色が気になり、寄ってみることにしました。中国らしい玩具を売っているように見えたのです。
....1980=DISCOってなんだ??
あらびっくり。エスカレーターを降りた先がなんだか異空間です。博物館のようなテーマパークのような....
昔、走っていたのかなぁという車両が展示してありました。中に入れるみたいで、みんな懐かしむように写真を撮ったり、のんびりしていました。
カラフルなローラースケーター。うちにもあったぞ。
どことなくレトロな雰囲気のポスターやカレンダー。
実際の飲食店や菓子店も入っていて、うまく雰囲気にマッチしています。
「和平菓局(どういう意味だ?)」と名のついたここは、レトロなフロアなんですね。あまり知られていないのか、ただ気づいて来た人は懐かしそうに、見てまわってます。
ここは胡同の路地だそう。
虫の音や生活音などのBGMも聞こえてきます。まるで、「あの時」にいるみたい。
町内会?の掲示板とか、干してある洗濯物もリアル。
池袋のナンジャタウン内にある、昭和30年代を再現した福袋7丁目商店街や、横浜のラーメン博物館みたいな感じです。
ここが中国の80年代というのなら、この40年で急速に発展したんだなあ.... ってあれ、80年代からはもう40年経つんですね。
玄関前に置いてあった桶。胡同では住宅内にトイレがなく共用って言うし、洗面台もなのかな。これを持って水場に行って、外で顔を洗ったり体を拭いていたりしたのかしら。想像が膨らみます。
ご年配の方は「あら懐かしいわ〜」、若者は「映える〜」なんて、写真を撮っていました。
広角で撮ると微妙ですが、通信機器の発展コーナーも。BB機械ってなんだろう?ポケベルのと?
多分ポケベル。
雀荘もあったよ。賭博は禁じられていたんですね。
いくつかの住宅は中に入れるようになっていて.... 見てみれば巨大なブッダ。
これはどいう意味なのか、何もわかりません。
いろんなレトロポスターを見る中、仁丹のものが。
あれ?仁丹って中国からだったの?日本の会社よね?よくわからないけど、インパクトあるなぁ。
雑貨屋さんや手工芸品を売るコーナーもありました。
ゼンマイを巻いて動くブリキのおもちゃが可愛くて安かったので、思わず買っちゃいました。父ちゃんへのお土産にしようかな。
こういったテーマパークは良いですね。
日本でもこういった場所百貨店にあれば、足を運んじゃいそう。