白いノート

this and that

中国美術館

自由な水曜日は中国美術館に行ってきました。

地下鉄の駅名にもなっているのだから、さぞかし立派な施設なんでしょう..!

 

公式ウェブサイトの英文版を見ると、2019年で更新が止まっていました。ただ、どうやら予約が必要なことはわかったので、中文版でどうにか予約。携帯電話番号やパスポート番号(身分証の番号)を登録すれば、無料で入れます。

着きました。立派な建物です。

f:id:erie_n:20231109210228j:image

展示フロアは3階分くらい?4階分?あって、展示室は十数よりも多いのかな、結構な数がありました。

この日は、水彩画の企画展が開催されていました。

さすが予約制で平日ということもあって、皆さんマナーよく黙々と鑑賞しています。

ただスマホ撮影が禁じられていないようで、たくさんの人が絵の写真をとっていました。壁紙とかにするのかな。私は何もせずに、ゆっくり見るのが好きです。

f:id:erie_n:20231109210224j:image

とか言って、撮っちゃった。
f:id:erie_n:20231109210240j:image

企画展では、同じ作者による、絵の具のにじみをうまく使ってリアルな日常を描いた絵がたくさーーん展示されていました。遠くから見たら写真に見えるし、ただただすごい。

どうやってにじみや色の濃淡を調整しているんだろう。

 

上の階は水墨画の企画展。お宝鑑定団に出てきそうな渋い絵がたくさん。ツアー客のような方々もいて、スタッフの説明を聴きながらまじまじと覗いていました。
f:id:erie_n:20231109210236j:image

よく考えてみれば、白黒で当時の景色を紙に映すのはすごい。カメラもない時代に、こう描き残してくれたおかげで中国4千年の歴史への想像が広がる訳ですよ。(この絵は数百年前のものみたいだけど)下書きとかしていないんだろうし、根気がいる作業だったろうなー。

中国の人はこういった筆技が得意なのかな。
f:id:erie_n:20231109210232j:image

館内はたくさんの部屋があるのに、かなりの数が「準備中」になっていました。見ることができたのはこの2企画だけ。

あれ?正直、もっと素晴らしい美術館だと思ったのったけど。国内最大級なんでしょ、海外の油絵とか、抽象画とか常設してるんじゃないの?見逃しているだけかな。期待したより.....。

まぁ、私がよく調べず、ふらっと来たのも中国語よく分からないのもあるか。

 

物足りない気がしたので、バスでTacoBellまで移動。夕方だcoolけど、早めの夕飯をいただいちゃいました。またタコスだよー。笑
f:id:erie_n:20231109210221j:image

 

そういや、美術の将来はどうなるのかな。

AIが絵をぱぱっと描けちゃうんだから、人間も負けないで欲しいなぁ。