この日も耳が冷たくなるほど寒い日でしたが、北京の前門エリアに夫と一緒に行ってきました。
まず向かったのは中国鉄道博物館。
この建物は昔利用されていた駅だったそうです。1906年に建築され、北京と今の瀋陽を結ぶ北京正陽門東駅が博物館になったと。遠くから見ても立派でした。
中国の鉄道の歴史を写真などで紹介してました。広い中国が鉄道で繋がって、当時の人はワクワクする生活だったのかなー。
途中、日本軍による南満州鉄道会社も出てきた。そうだよね...忘れちゃいけない視点なんだろうな。
鉄道ファンにとっては胸高鳴る博物館かも。
ジオラマや模型もたくさんあって、見るポイントがわからない私たちでも、楽しめました。
博物館を出たあとは、無印良品のカフェへ。MUJI HOTEL BEIJINGの中に入っていて、ケーキやご飯が食べられます。隣の人たちが食べているルーロー飯やうどん、カレー(おしゃれなやつ)がとっても美味しそうだった!
ゆったりとした雰囲気で、ザ・無印の世界。日本に帰ったみたいで落ち着いたなぁ。
チョコレートマフィンで元気が出たので、寒〜い北京の夜、前門をもう少し散策。ここは来たことがなかったのですが、観光地なんですね。故宮(紫禁城)の南側、正門があるエリアです。北京五輪を機に綺麗になったそう。
観光客向けのお店ばかりなんだけど、夜はまた雰囲気が出て楽しいな。お祭り気分になります。でもめちゃくちゃ寒いので.... クリスマスマーケットに来ている感じ!?
夜は前から気になっていた鈴木食堂というお店でご飯。前門にもお店があるのですが、場所を変えて別の店舗へ。
初めて入ったのですが、店内が可愛くてびっくり。胡同にあり、古民家のような温かい雰囲気です。創業者は日本人の鈴木さんと中国の方だそうです。
ご飯も美味しい!中国人向けに作った"日本食"ではなく、日本で食べるようないい意味で普通のご飯。優しい家庭的なお味。ゴーヤチャンプルーにキムチ鍋、煮込みハンバーグどれもおいしかったなぁ。中国に来てから一番かもしれない。
他のテーブルを見ると、落ち着いた印象の若者が多かったです。ローカルの人々にも人気みたいです。
新たな発見ばかりの、楽しい1日でした。