白いノート

this and that

妊娠記録#3 : つわりで乱れた食生活

12週検診までの間、日中どちらで出産するかの悩みとともに、つわりを経験しました。夏の話です。

幸いに私はひどくはない方でしたが、ある程度は不快な日々。家に一人でいる時間が長かったのもあり、仕事や買い物で外出する機会がもし多かったなら、もっとダウンしていたかもしれません。

 

最初はにおいづわり

つわりがいつ始まったのかは定かではありませんが、気づいたら「な〜んか気持ち悪い」感じでした。

においでダメになっちゃいます。炊き立てのご飯はもちろん、香辛料やキムチ系、何か温かい物。お風呂上がりの夫のシャンプーの香り(これは不快じゃなかったけど強かった)。鼻が敏感になるというか、自分の嗅覚レベルが数倍進化した感じでした。他の人はわからないにおいを、私は嗅ぎ取れるので犬になった気分。

中国は飲食店の前やスーパーなど、独特の強い香りがするので、通るたびにキツかったな。

 

見るのも考えるのもウェ..

においの次は、食べ物を考えるがダメになりました。何なら食べられるか夕食の献立を考えているうちに気分が悪くなり....。想像だけで辛かった。
もちろん、食べ物を見るのも。中国の飲食店では食べ物を大きな写真で、彩度を上げてシズル感MAXで土どーんと紹介していることが多く、目に入るだけで胃が..笑

 

ご飯はじめ、温かい食べ物を受け付けなかったので、冷たいそうめんやうどん、トマトや山芋を食べていました。
お肉もにおい・見た目・温度・食感全てがダメで、怖かった。タンパク質や鉄分を補うために納豆やツナサンドを食べていたけど、十分じゃなかったんだろうな。体力・気力ともにエネルギー不足に陥り、ただでさえ眠いので、ソファでゴロゴロの悪循環。後の検診で貧血を指摘されてしまいました。

 

クラッカーやジャンクフードはいける

逆に美味しく感じたのは、果物やグミ、コカコーラ。夏ということもあって、旬のスイカ、ライチ、桃ばっかり食べていたな。クラッカーやポテチもやめられませんでした。しょっぱさやサクサク食感が何か満たされるというか、癒し.....。

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何をするにもやる気が起きず、とりあえず海外ドラマをぼーっと見る日々が続いていたのですが、そんなソファ鑑賞のお供は果物・おやつ。どうしても食べたいわけじゃないのだけど、そうしないと次の食事が辛くなる気がしてしまって。口や胃をだましていたのもあるのかな。空腹になると気持ち悪くなる食べづわりだったのかもしれません。

 

一度、うげーと吐いてしまったことがありました。「あ、吐きそう」と気づいてから一瞬の出来事。「これが外出時だったら」と思うと一気に怖くなりました。目の前も白くなったりして、胃の調子というよりかは、食べていたなかったことによる低血糖だったのかも。

.....が、翌日にはなぜか豚カツをペロリと食べていました。チーズ牛丼やハンバーガーていたことも。あれはなんだったんだろう。

 

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また食事とは関係とは別ですが、とにかく眠かった。10時と15時ごろに1時間ほど昼寝をしていたのかな。働いている妊婦さんもいると思うと、本当にすごい..!

 

妊娠中はどうしてこんなにも、体調が変わるのか不思議です。匂いの感度といい、味の好みといい、別の生き物になった体験でした。