白いノート

this and that

妊娠記録#6 : やっぱり日本で買うのが楽しい!ベビーグッズ探し

遡っての北京での妊娠記録です。

妊娠4ヶ月を過ぎてから、段々と体調は安定し、9月末の大型連休・国慶節には日本に一時帰国をしようという話が出てきました。となると、日本でしかできないこと、貴重な滞在でしたいことを考えていくと....私の場合は今後、出産や子育てで必要になるグッズの買い物でした。

 

 

中国で何が手に入る?近所のモールへ

まず、行ってみたのが近所のモール。家族向けの大型施設で、観光施設みたいな雰囲気もあります。一人でプラプラしていたとき、丸々1棟がベビー・キッズ向けになっていたのを覚えており、まず中国ではどんなものを売っているかを見に行きました。

フロアにはたくさんのテナントが集合。哺乳瓶などのお世話グッズなどを売る小売店と、衣料品を売るアパレルと、家具などと大体3種類でしょうか。

 

お世話グッズのお店では、日本製に注目してみるとピジョンの哺乳瓶がありました。有名な哺乳瓶「母乳実感」は複数の柄も並んでいて、中国でも人気商品だと推察。あとは、ソープやローションといったスキンケア用品、歯ブラシや爪切りも。こういった赤ちゃんの口や肌に直接触れるものは、やっぱり日本製だとどこか安心ですね。

粉ミルクや離乳食、食器類も売っていました。デザインも可愛く、おそらく主流の中国ブランドも展開していましたが、中国語だとちょっとよくわからない。欧米ブランドはまだ読めるし、食器なんかだとシンプル・スマートな印象で、悪くないな〜なんて思いました。

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肌着類は日本で見るような新生児用は見当たらず、どれもちょっと大きくなってから(6ヶ月とか?)用が多いように感じました。一方で、たまに中国で見るお尻部分が割れたパンツ(そのままうんちするため?未だに謎)はありませんした。

 

あとは、各アパレル。見たことがあるので言えば、日本のMIKI HOUSEやフランスのプチバトー、あとはラルフローレンとか。輸入品はそれなりのお値段です。

ざっくりとした印象として、モールとしての品揃えは豊富なんでしょうが、やはり限られる印象。そして余裕のある人向けかしら。ごくごく一般的な中国人が、日本・外国製やちょっとおしゃれな中国製ばかりを買い求めることはないでしょうし...(尻割れパンツを含め)皆さんはどこでグッズを揃えるんでしょうね?

 

爆買い計画、そしてネットショッピング

さて、おむつやお尻ふきなどの消耗品は中国で買うしかないとして、その他基本グッズはできるだけ一時帰国中に日本で揃えることにしました。

中国でできることといったら、何を買うかのリスト作りとネットショッピングです。この時、まだお腹も膨らんでいないし、性別も全くわかっていなかったので、正直全然ピンときませんでした。日本の友人に聞いたり、ネット情報を参考にしたりで調べていきました。

自分が必要になるグッズのみ先に買ってしまおうと、初めての専門店ネットショッピング。マタニティ下着や腹帯、入院用のパジャマなどを注文しました。ん〜やっぱり、実感がわかない。本当にこれを使うのか... そしてサイズは大きめがいいの?L?LL?やっぱりM?

ベビー用品もしかり。何をいくつ買えばいい、ということは目安がついていましたが、まだ顔も性別もわからない。何が似合うのか、あまり親の嗜好を押し付けてはいけないのでは、でも綿100%にはこだわった方がいいんじゃないか...なんて、夜な夜なパソコンを見ていた記憶があります。

この時はまだ、身軽であることを楽しみたい時期だったのに、産前・産後・生後何ヶ月と、かなり先々のことまでまとめて考えてました。えらいえらい。

 

初めてのアカチャンホンポ

一時帰国中、なんやかんやで夫と一緒の時間が限られており、買い物ができたのは1.5日。数時間の下見と、その2日後にまとめ買い。

東京を拠点にしていたので、行ってみたのは錦糸町。ベビー用品などを販売するチェーン・アカチャンホンポ西松屋ベビーザらスがあるからです。

ベビーザらスは結局行けずじまいだったのですが、西松屋と比較し、アカチャンホンポだけで一通り揃えることにしました。広くて明るく、品揃えが豊富!初めての実店舗お買い物にワクワクです。

 

リストを見ながら、肌着、ケア用品、哺乳瓶やお風呂道具....と揃えていきました。
前述の通り、性別はまだわかりません。衣類は大体、ブルー系、ピンク系、イエロー系やマルチカラーで展開されているので、割とうっときました。私たちは男の子だった場合を考えてピンクやうさぎちゃんは避けつつ、ただ水色やゾウさんなら女の子でも可愛いかなぁ、なんて選んでいきました。なんでピンクやうさぎ、可愛い系は女の子で、ブルーや乗り物などは男の子向けの印象になるんでしょうね。自分でもなんか変なのと思います。

一通り買い物かごに入れたとき、夫がMIKI HOUSEコーナーに気付きました。新生児向けはパステルカラーで、乳幼児向けは原色づかいがレトロ可愛いい。夫が気に入り、アイテム数点をMIKI HOUSEに変えることとしました。
可愛い〜、可愛いんだけど、西松屋などを見てきたのもあり、いい値段!子の成長は早く着られる期間は短いと聞くので、あまり奮発したくないんだけど... 「家族が一人増えるんだし、初めての服をケチケチしちゃいかん」と夫が言うもので。可愛いし、いいか!

 

割と長い時間を過ごし、お会計。長〜いレシートで、総額もウン万円(想像にお任せ)しました。自治体によっては10万円ほど出産祝金を出すように、本当に準備だけで相当なお金がかかるんですね。ここからベビーカーやベッド、消耗品のおむつ類を買っていくと、どうなるんだろう....。

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こう日中を比べてみると、やっぱり日本の商品は可愛くて、たくさん種類があって、赤ちゃん・パパママのことをよく考えてらっしゃる印象。もちろん質もいい。そして実店舗で買う楽しさもありますね。
いくら非婚・少子化傾向と言えども、中国のベビー市場は母数が多いのだから、もっと日本企業も進出してくれないかなぁ。笑 

のちに北京でママコミュニティを知り、お下がりのグッズを譲ってもらうことも出てくるのですが(ありがたい!)、とにかく一時帰国中に買えるだけ買えて良かったです。そして良い思い出になりました。